ふぁみりんくる

読み聞かせ子どもが小さい時に読んであげたい「おすすめ本📖」を
ようこママが教えてくれました。

おめんです

  • おすすめ年齢/1歳~
  • 作/いしかわこうじ
  • 絵/いしかわこうじ
  • 出版社/借成社
  • 発行年/2013/6/12

黄色い背景にレトロなキツネのお面が描かれた表紙の絵本です。
その名の通り「おめん」のしかけ絵本です。
内容はいたってシンプル。
お面をつけているのはだーれだ、と想像して楽しみながら読めます。
昔ながらのデザインなので、 今はあまり見かけないようなおめんが、なんだか懐かしい雰囲気なのも新鮮です。
しかけ絵本だけどシンプルなしかけなので本が傷みにくいところもGOODです。

へんてこかぞえうた 1ちゃんいちにち

  • おすすめ年齢/3歳~
  • 作/高木 あきこ
  • 絵/さいとう しのぶ
  • 出版社/リーブル
  • 発行年/2008/3/1

日本語ならではの数字を使ったちょっぴりへんてこで、楽しいことばあそびの世界が広がる絵本です。
『いっ(1)ちゃんいちにち♪
 に(2)こにこと♪
 3じゅうさんこのあめなめて・・・♪』
とリズムが良いわらべ歌のような文章も聴いていて心地よく、読みやすい。
お話に合わせて数字のキャラクターがかけっこしたり、ゲームをしたりする様子も描かれていて、絵の中の数字を1から順に探すもの楽しみの一つです。
1から10までの数字を覚え始めた頃からおススメです。
我が家の子ども達は、それぞれのタイミングでピピッと反応したかのように「この本読んで」と繰り返し持ってくる時期があり、何度も何度も読みました。

あらしのよるに

  • おすすめ年齢/4歳~
  • 作/きむら ゆういち
  • 絵/あべ弘士
  • 出版社/講談社
  • 発行年/1994/10/20

オオカミのガブとヤギのメイがひょんなことから出合って友情を深めるお話です。
本当ならば食べる立場と食べられる立場の2匹が、真っ暗な中でお互いのことを話ながら仲良くなって いく。
その過程が、ハラハラ、ドキドキ。
挿絵は細かく描かれているわけではないのだけれど、それが逆に想像力をかき立ててくれ、読み聞かせをしていると子どもは、じーっと耳をすませて聞いてくれます。
人も同じだけど外見よりも中身(心)だよねー、と思い起こさせてくれます。
この「あらしのよるに」を1作目としてシリーズ7冊に特別編。全シリーズぜひ読んでみてください。
大人も楽しめるお話です。

きょだいな きょだいな

  • おすすめ年齢/2歳~
  • 作/長谷川摂子
  • 絵/降矢 なな
  • 出版社/福音館書店
  • 発行年/1994/8/20

「あったとさー あったとさー ひろーいのっぱら どまんなか」
のフレーズで始まるこの本📕。
何か面白いことが起こりそうな予感は、その予感の通り。
きょだいなピアノ🎹、きょだいなせっけん、きょだいなトイレットペーパー🧻などなど。
あったらぜったい面白い! こんな世界に行ってみたい! と思わせてくれます。
子どもと一緒に 「あったとさー あったとさー」 と声に出しながら読むのも楽しいですよ。
こっそり登場するキツネ🦊も表情豊かで可愛くて、影の主役のようにお話を引き立ててくれています。
ぜひ、探してみてください。

いかりのギョーザ

  • おすすめ年齢/3歳~
  • 作/苅田澄子
  • 絵/大島妙子
  • 出版社/佼成出版社
  • 発行年/2006/12/1

いかっている人が焼くといかり💢のパワーでギョーザが焼ける!!
その名もいかりのフライパン🍳。
いかりのフライパンで焼いたギョーザを食べるとおいしくて、いかり💢の気持ちが消えてしまうというしろもの。
ギョーザを焼く時に出てくるフレーズ『プンプン プリプリ プンプン プリプリ!』は
いかりのパワーがあふれる様子がテンポよく、読んでいても楽しくなります。
子どもがイライラしている時に「プンプンプリプリ」といかっている様子を絵本のフレーズをまねて、つぶやいてみると「ア! いかりのギョーザ!」と気分が変わって過ごせたこともありました。
いかりのギョーザは子ども達にも効き目があるようです(笑)。
そして、本を読み終えると、「あー、ギョーザが食べたい」と毎回思うのは私だけではないでしょう。

それしか ないわけ ないでしょう

  • おすすめ年齢/4歳~
  • 作/ヨシタケシンスケ
  • 絵/ヨシタケシンスケ
  • 出版社/白泉社
  • 発行年/2018/11/2

大人気作家ヨシタケシンスケさんの絵本です。
タイトルの通り「それしかないわけないでしょう」ほかにもあるでしょう?
っていうことなのですが、どのページを読んでも、「そうそう、そう思う」がたくさんです。

子どもの悩みを安心させてあげるアドバイスがあったり、毎日を楽しく過ごすための考え方だったり、おとなになって固くなった頭もくすっと笑いながら、ちょっぴり柔らかくしてくれます。
将来は、お話の中に登場するおばあちゃんみたいな、おばあちゃんにいつかなりたいなあ。笑

ノンタンいもうといいな

  • おすすめ年齢/2歳~
  • 作/キヨノサチコ
  • 絵/キヨノサチコ
  • 出版社/偕成社
  • 発行年/2001/6/18

お兄ちゃんになったノンタンのお話。
妹のタータンにやさしくできなかったり、ちょっぴり嫌なことをしてしまったり、それでも妹が大好き、という上の子あるあるの気持ちを代弁してくれるような絵本です。
読んでいると「きょうだいっていろいろあるよね。」と、わが子たちの姿と重ねてしまうのは私だけではないと思います。
これから妹、弟が生まれるお子さん、今お兄ちゃん、お姉ちゃんで頑張っているお子さんにもおすすめ。
我が家では2歳で長女がお姉ちゃんになったので、そのタイミングで購入した思い出の本です。

アベコベさん

  • おすすめ年齢/3歳~
  • 作/フランセスカ・サイモン 訳:青山南
  • 絵/ケレン・ラドロー
  • 出版社/文化出版局
  • 発行年/1997/8/1

その名の通りなんでもアベコベな家族のお話。 
起きるのは夜。起きたらパジャマに着替えて、夕ご飯。
フォークは髪をとかすもので、ジャムは手でつかんでパンになげつける。
そんな生活が普通のアベコベさんのうちが、ある日おとなりの女の子を預かることになって・・・。
普段「手で食べないで。スプーンで」「寝るときはパジャマに着替えて」なんて言われている子どもにとっては「ダメ」と言われるようなことがアベコベさんちでは「いい子ね」となることがたまらなくおもしろい。
そしてアベコベではあるけれど、アベコベさんは全く悪気がなく、いい人なところが憎めず何度も読みたくなる本です。
アベコベさんがさいごに言う「よのなかには いろんなひとが いるんだ」はお気に入りのフレーズです。

としょかんライオン

  • おすすめ年齢/4歳~
  • 作/ミシェル・ヌードセン 訳:福本友美子
  • 絵/ケビン・ホークス
  • 出版社/岩崎書店
  • 発行年/2007/4/20

ある日突然図書館にやってきたのは大きなライオン🦁。
周りのみんなはおっかなびっくりしたものの、図書館のルールを守って過ごす様子に、ライオンがいることは特別ではなく普通になっていきます。
みんなと一緒にお話し会に参加したり、ちょっとしたお手伝いをしたりする中でライオンがルールを破ってしまう事件が起きます。
ルールは大事!
でもそのルールより大事なこともあるのかも、そんなことを考えるきっかけになる一冊です。
ストーリーも素敵なのですが、図書館の中で子どもたちがライオンにもたれかかって本を読んでいるページを見ると、本当に図書館にライオンがいたらいいのに!と思わずにはいられず、さっそく図書館に行きたくなりますね🦁。

もりのかくれんぼう

  • おすすめ年齢/4歳~
  • 作/末吉暁子
  • 絵/林 明子
  • 出版社/偕成社
  • 発行年/1978/11/1

表紙には森の中で何かを探すような女の子。
ふとした拍子に迷い込んだ不思議な森の世界で、森のどうぶつと「かくれんぼう」という少年(?)と一緒にかくれんぼするお話です。
秋の森の紅葉した木々の中で、隠れる動物たちの上手に隠れていること!
お話も面白いけど、ページをめくるたびになにかが「隠れている?」と大人もいっしょにじっくり見て楽しめます。
長女次女に初めてこの本を読んでから6年以上たった先日、小1の息子と一緒に読んでいると「あ、こんなところにも」とまた新たな発見がありました。